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酔いどれ介護者の減塩食日記

減塩食レシピ作りで料理の修行中。介護の日常と非日常・・・タフでなければ介護はできない、優しくなければ介護をする資格がない。

ゴール間近!オムライスへの道

珍しいことです。食卓についた母が開口一番「おいしそう」と言いました。確かに、前回のものは不細工でした。でも、だいぶそれらしくなってきました。ふわふわとろっとした卵がいい感じです。付け合せの昆布豆も独創的。ぼくもやればできるのです。 本当は鶏もも肉で作ろうと思ったのですが、前夜の介護当番だった弟が鶏肉を全部使ってしまったので、今回も魚肉ソーセージのオムライスを。

母がぼくの料理に文句を言うことはほとんどありません。父はたまに何か言いますが、何を言っているのか分からないので無視(ごめんよ、親父)。母はおそらく毎日の食事を用意するぼくに遠慮して、まずいと思ってもまずいとは言わないのでしょう。

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バイオリンとピアノとブログ、介護者に檜舞台は似合わない

こんなメールが来ていた。「ハードボイルド的減塩食介護日乗」とはこのブログの前のタイトルだ。

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それはさておき、わたしはテレビに出たことがある。

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心優しき介護者は、ショートステイのときに浦島太郎になる

失語症による意味不明の言葉や、ゴホゴホゲーの咳痰の音を耳にしなくて済む。介護おむつの交換をしながら「バカヤロー」と怒鳴られることもない。平穏な生活を送れるのであれば、それだけでいい。しみじみとそう思う数日間は、でもあっという間に終る。父が月に一度のショートステイから帰ってきた。

ショートステイ(短期入所)とは、在宅で介護をしている人が冠婚葬祭・旅行・病気などで介護ができなくなってしまった場合にも必要だけど、何よりも介護者の介護疲れをいやして心身の休養をとってもらい、介護殺人とか介護うつ自殺とかの痛ましい事件を減らすために、被介護者に短期的に施設に入所してもらうサービスで、共謀罪とか入国禁止令とかよかずっと大切な制度である。

出典:広辞苑 第7版

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にんじん嫌いの「介護の支配者」が作る、豆腐ステーキの味噌そぼろ

いまどきの介護おむつは性能がいい。たっぷり吸っても不快感を与えない。でも、どんなことにも良し悪しはあるもので。

父がまた、おむつの交換に拒否反応を示すようになった。体を寝かせて始めようとすると、起き上がって、こんなことはしなくていいといった態度をとる。失語症のために理由ははっきりしないが、考えられるのは一つ。体を動かすのが苦痛。いや、正確に言えば、体を動かされるのが苦痛。

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苦肉の青椒肉絲(チンジャオロース)、細いのは俺と親父とマッチ棒だけでたくさんだ!

父は薬を飲むときにほとんど水分を取らない。朝と夕の量は半端ない。おまけに粉薬もある。それでも、ガリガリとかじって食べる。そう、食べる。やはり、毎食後にたくさんの薬を飲んでいる母いわく、「苦いはずなんだけどねえ・・・」

そして、決まって激しく咳き込む。むせる。当たり前。自然な生理的反応だろう。これまで何度も水を飲むように促した。それでも、頑として飲まない。母いわく、「倒れる前は、ふつうに水で飲んでいたのだけどねえ」。わけが分からない。

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