酔いどれ介護者の減塩食日記

減塩食レシピ作りで料理の修行中。介護の日常と非日常・・・タフでなければ介護はできない、優しくなければ介護をする資格がない。

ほのかに甘い、不安と希望の納豆パスタ

「お袋、ご飯ができたよ」。その声を聞いて、骨粗鬆症と脊柱管狭窄症と心筋梗塞を患う84歳が重い腰を上げる。100年前のロボットのような足取りで向かう先は、またしてもトイレだ。 若い頃から女性特有の便秘に悩んでいる。それに重い病気と高齢が加わった。…

親子丼の完成形を初めてのあごだしで作る

だしのうま味や香りがあれば、薄味でも美味しく感じられる。減塩料理の基本のテクニックです。でも、いちいちかつお節や昆布からだしをとるのは面倒くさい。奥さん、インスタントの顆粒だしの出番ですね。 これまではシマヤの「塩分77%カットのだしの素」な…

鶏肉のほろにが煮は、俺が作るとノーパン喫茶の味がした・・・。

先日、テレビの料理番組を見ていたら、珍しい一品を作っていた。その名も「鶏肉のほろにが煮」。味つけにココアを使うという意想外の発想。面白そうだ。唐揚げ、照り焼き、トマト煮ばかりじゃ芸がない。ひとつ試してみるか。 レシピ - きじまりゅうたの小腹…

かに玉~枝豆にグリーンピースの任務は果たせなかった~

冷蔵庫にあった目ぼしい材料は卵にかにかま。ゆでたけのこはありません。でも、瓶詰めのメンマがありました。蓋を開けたら小さいのが4、5片。 先代のめんまは腐りました。半分ほど食べただけで、買ってからそれほど経っていないはずだったのに、蓋を開けた…

海老と玉子のチリソース~俺と冷凍エビから臭みを取ってプリプリにする方法~

最近、自分が酸っぱくなってきた。顔や首の裏を拭いたタオルをテーブルに置いておく。すると、そいつがツンと鼻につく臭気を発する。昔はこんな匂いはしなかった。加齢臭がひどくなったのだろうか。 暑い夏はまだ続く。こいつは何とかしなくてはいけない。試…

洋風鶏肉じゃが~ブイヨン、コンソメ、ポタージュの謎~

じゃがいも(メークイン)2個と玉ねぎ1個と小さめのにんじん1本。スーパーでカレーライス用の野菜セットとして売られていたりします。カレーを作らなくても、こういうのがありがたい。年寄りとの二人暮らし。量が手頃。安い。何より、にんじん嫌いに1袋…

鮭フレークとキャベツのパスタ~減塩パスタは簡単にできるのだ!

もちろん血圧計は持っています。母がよく使っています。では、ぼくはと言うと、これが全然。単に面倒くさいから。ちょっと高めという認識はあります。 先日、印鑑登録証明書を取りに市役所に行きました。結構、待たされるものです。ロビーに血圧計がありまし…

厚揚げの中華炒め・その2~肉じゃないし、回鍋もしないけど回鍋肉なのだ!

厚揚げが好きです。こんがり焼いてポン酢とおろしにんにくで食べる。簡単だし、うまい。お酒のあてとしては十分な一品。でも、ご飯のおかずとしては物足りない。だから、豚肉の代わりに使って、回鍋肉(ホイコーロー)風の料理を作ってみた。 料理の教科書と…

ピーマンの肉詰めは料理界のカタツムリだった!

ピーマンの肉詰めというのがある。これは一般的な家庭料理なのだろうか。なぜか私はレシピ本をかなり所有しているのだが、そのどれにも載っていない。でも、ウィキペディアにはその項があった。しかも、英語名スタッフド・ペッパーズというアメリカのそれの…

強いんだか弱いんだか分からないボクサーのように辛さ20倍のカレーを食べる

若い頃に、飲み会の罰ゲームか何かで、激辛ラーメンを食わされたことがある。酔った勢いで挑んだが、死にそうになった。だから、激辛が好きなわけではない。 でも最近、市販のものは何もかも甘いと感じる。先日、豚しゃぶをしたのだが、そのときに使った大根…

マルちゃんの焼きそばを二重マルちゃんにする方法

ラーメン屋さんはある。そば屋もパスタ屋も。でも、焼きそばの専門店ってあるのかな。屋台とかでは食べたことあるけど、店は行ったことないなあ。ネットで調べてみると、ありますね。あっ、思い出した。5、6年前に駅ナカの焼きそば屋に入ったことがありま…

土用の丑の日だから、うなぎを食べてみたけれど

身内だけでやった法事の後の食事で食べています。父の愛した専門店は定休日だったので、小規模な和食レストランのチェーン店を予約しました。3500円のうな重セット。うなぎが焼き上がるまで、サラダやひじきの小鉢、玉子焼きなどでビールのグラスを傾けてい…

ピーマンは食べられるようになったけど・・・

月に10本以上の記事を書くという意気込みで始めたブログですが、先月から筆が進まなくなってきました。まず暑いのが駄目。まだ父死亡後の手続きも多忙。そして読まれないブログのモチベーションの低下。なんてね。それはありません。でも、読者登録100とか10…

まだ君を心から・・・食べるラー油の卵焼き、そしてヤクルト・スワローズ

政治家なのかタレントなのかはよく知らないが、上西小百合という小娘がこんなことをつぶやいて、物議を醸した。 サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ。

子の心親知らずな、蒸し鶏とねぎの和えそば

毎日暑いので、食欲は落ちる。最近は歯の具合いも悪いようで、きゅうりやわかめも固くて食べにくいと言う。だから、つるつると食べられる麺類の出番となる。 でも母は食べながら、おつゆがあればいいのにとこぼした。減塩のための汁なしの和え麺というのがコ…

幻のかじきまぐろを料理する!または、めかじきの鍋照り(照り焼き)

「かじきまぐろ」なる名前の魚は存在しない!そんな衝撃的な事実を発見してしまいました・・・って、知らなかったのは僕だけでしょうか。 「かじきまぐろ」という魚はいないのですが、カジキの食味がマグロと似ている事と、鮪のように変色が早くない(足が早…

【雨の歌5選+1】昭和の日本に雨が降る

お題「雨の日に聴きたい曲」。それでは。 傘がない(井上陽水 1972年) 井上陽水 傘がない(ライヴ) 「傘がない」なので、雨の歌なのでしょう。どんだけ貧乏なんだよと思います。透明のビニール傘を買えばいいだけの話です。日本にコンビニが登場したのはこ…

残り物大作戦!「おそば屋さんのカレーチャーハン」なんて食べたことないけど作ってみた

冷蔵庫に苦手なにんじんが3分の2個ぐらい残っていた。こいつを始末しないといけない。冷蔵庫には他に玉ねぎが8分の1程度。最近はカレー粉も全然使っていない。昼食だからカレーチャーハンでいいか。 インターネットを紐解く。味の素のページに、鶏ひき肉…

俺が介護で悲惨な事件を起こさないで済んだワケ

俗に、遠くの親戚より近くの他人という。失語症だった父の介護でも、それは顕著だった。心筋梗塞で入院していたときは、親戚もよく見舞いに来てくれた。困ったことがあったら、いつでも手を貸すとまで言ってくれた人もいた。でも、父が脳梗塞になって言葉を…

減塩のにら玉焼きは、これでいいのだ!

野菜の「にら」を使った代表的な料理と言えば、レバニラ炒めや餃子、にら玉などでしょうが、その中でも個人的に思い入れが深いのがレバニラ炒めです。 親父がよく食べていたというのもありますが、僕らの世代が子供時代に夢中になったギャグ漫画「天才バカボ…

小林麻央の「アイ・ラブ・ユー」

不謹慎にも、お袋はこんなことを言った。「海老蔵は新しい嫁さんをもらいにくくなった」 こんな本が出たという。その名も「I Love Youの訳し方」(雷鳥社)。 言葉を扱うプロとも言える作家たちは、どのような言葉で愛を表現してきたのか。日本や海外の文豪1…

人生で初めて買ったにんにくの芽で「豆腐とトマトの中華炒め」を作る!

近所にはスーパーが2軒あります。父の生前はもっぱら遠い方の店を利用していました。そのスーパーで出されている惣菜には栄養成分表記が付いていたからです。父には塩分一日6グラム未満という縛りがありました。近い方の店の惣菜には成分表記がありません…

プロチョイス!亡き父に代わって減塩カレーをレビューする

父の遺品を少しずつ整理している。てゆーか、捨てている。札束でも出てこないかと期待したが、今のところそれらしいものはない。几帳面な性格だったから、それなりに整理されているが、もはやどうしようもないほど古くなった物や他人には価値のない物ばかり…

味噌汁解禁、父亡き後の食事風景

病前、食卓に汁物がないと、父は決まって言った。「スープはないのか」。俺が食事を用意するようになってからは、ほとんど味噌汁は出さなかった。リハビリ病棟退院直後にはまだ、誤嚥のリスクがあった。ネフローゼ症候群になってからは、厳しい塩分制限を課…

そして僕とブログは途方に暮れる

こうした手すりも撤去しました。父が死んでもう2週間が過ぎました。今は、役所や年金事務所を回って、各種の公的な手続きをしています。めんどくさそうな相続関係はこれからです。

親父が挨拶まわりをしている

なぜか、叔父(母の弟)ではなく叔母の夢枕に立った。弟ではなく、義弟(妹の旦那)の夢にも顔を出した。

親父が死んだ

日曜日の朝、入院先から父が危ないと連絡があった。母を連れて、病院に急行した。病室の患者は父一人だった。酸素マスクをしていても、息は荒く弱かった。体は冷たかった。手足はむくんでいた。呼びかけへの反応もなかった。 やがて、弟が来た。「家に帰りた…

焼肉のたれは減塩の救世主なのだが、スワローズに救世主は現れそうもなく

前回の記事にも書いた通り、父が肺炎で入院している。病院は近いが、あれから顔は出していない。俺が行けば、きっと早く退院させろと興奮する。どれほど障るのかは分からないが、体力の消耗は少しでも避けたい。 代わりに、妹や弟に見舞いに行ってもらう。妹…

肺炎とゼリーと嘘八百

やはり、厳しい状況になってきた。 月曜日、父の入院先の医師から話があると電話があった。翌日、病院に行く。父は酸素マスクをして寝ていた。呼吸は荒かった。

体組成計を初体験すると、そこには奇跡の肉体が!?

階段の照明のスイッチを押した瞬間に、ぷちっと電源が切れた。入浴中には、風呂場の電気のカバーが突然落ちてきた。入院中の親父の身に異変でも起きたのか。信心の薄い性分でも、そんな考えが一瞬、頭をよぎる。 当面、介護の仕事をしなくて済む。この解放感…

介護にとって大切なことを、改めて少し学ぶ

父が肺炎で入院してから1週間が経った。昨日、主治医から現状の説明報告を聞くために病院に行った。7日ぶりに見た父は苦しそうな顔をして寝ていた。一気に衰えたような印象を受けた。 咳や痰は出なくなった。手こずったが、熱も下がった。胸の音もきれいに…

焼き鳥はじめ、大人の味を教えてくれた父が入院する

木曜日の夕食はスーパーの惣菜で済ませるつもりだった。画像にある、海老と豆腐の天あんかけ2個と茄子とトマトのチキンポテトチーズ焼を主菜にして、塩分はだいたい一人2グラム強。 だが、この席に親父はつかなかった。だから、自分の酒のつまみ用に買った…

お好み焼き風卵焼き、おふくろの味と息子の味

昨日は弟が介護の当番の日だった。俺は夕食用の「とろ卵豚キャベツ」(味の素Cook Doきょうの大皿、塩分1.3グラム)などを用意して、遊びに出かけた。弟の報告によれば、前日、下剤を飲んでいるのに、父はトイレに行くのを駄々っ子のように拒んだ。やれやれ…

豚肉のしょうが焼きにおける、わが格闘の歴史

豚肉のしょうが焼きは大好きだから、よく作る。だが、なかなか満足のいく仕上がりにならない。例えば、しょうが焼きに適した肉の部位はどこなのか。ロースなのか肩ロースなのか。専門家でも見解が分かれているのだから、困ってしまう。 ロース派 r.gnavi.co.…

憲法記念日にブログの無法ぶりを改める

例えば、この記事にはところどころに注があります。当初はそれをはてなブログに実装されている脚注機能を使わずに、そのまま書きました。なぜか。使い方が分からなかったからです。いえ、正確に言えば、分かろうとしなかったからです。

真に驚くべきはコロッケそばか?コロッケか?

前記事で登場したコロッケは5個で約300円。3人で1人1個ずつ食べたので2個余りました。それをデイ(通所リハビリ)で父がいない翌日の昼食に使うと、母が目を白黒させました。食べたことがなかったらしいのです。コロッケそばは前にネットでもちょっとし…

母は失踪する、ヤクルトはまた負ける、俺の酒量は増えるばかり

夕方6時すぎ、買い物から帰宅してパソコンの電源を入れる。お試し期間中のネットのスポーツ中継「スポナビライブ」でヤクルト・スワローズの試合を見るためだ。1回表、巨人の攻撃中。先発の石川が早くも打たれたようで、画面には0対4とあった。我らがヤ…

酔いどれ介護者がくだを巻く

いらっしゃいませ。ken_lowさん。お久しぶりです。何だよ、いきなり皮肉か。久しぶりに決まってるだろ。在宅介護してるんだから、たまにしか来られない。今日は親父が寝てから、こっそり家を抜け出してきたんだよ。 とりあえずビール。いいよ、注がなくても…

ゴール間近!オムライスへの道

珍しいことです。食卓についた母が開口一番「おいしそう」と言いました。確かに、前回のものは不細工でした。でも、だいぶそれらしくなってきました。ふわふわとろっとした卵がいい感じです。付け合せの昆布豆も独創的。ぼくもやればできるのです。 本当は鶏…

バイオリンとピアノとブログ、介護者に檜舞台は似合わない

こんなメールが来ていた。「ハードボイルド的減塩食介護日乗」とはこのブログの以前のタイトルだ。 それはさておき、わたしはテレビに出たことがある。

心優しき介護者は、ショートステイのときに浦島太郎になる

失語症による意味不明の言葉や、ゴホゴホゲーの咳痰の音を耳にしなくて済む。介護おむつの交換をしながら「バカヤロー」と怒鳴られることもない。平穏な生活を送れるのであれば、それだけでいい。しみじみとそう思う数日間は、でもあっという間に終る。父が…

にんじん嫌いの「介護の支配者」が作る、豆腐ステーキの味噌そぼろ

いまどきの介護おむつは性能がいい。たっぷり吸っても不快感を与えない。でも、どんなことにも良し悪しはあるもので。 父がまた、おむつの交換に拒否反応を示すようになった。体を寝かせて始めようとすると、起き上がって、こんなことはしなくていいといった…

苦肉のチンジャオロース、細いのは俺と親父とマッチ棒だけでたくさんだ!

父は薬を飲むときにほとんど水分を取らない。朝と夕の量は半端ない。おまけに粉薬もある。それでも、ガリガリとかじって食べる。そう、食べる。やはり、毎食後にたくさんの薬を飲んでいる母いわく、「苦いはずなんだけどねえ・・・」 そして、決まって激しく…

明るい春の日差しに介護の憂さも少しは晴れる今日この頃、お前は一体何者なのかと訝りながら秋鮭のトマトソースがけを食す

鮭(サケ、シャケ)と言えば、おにぎりやお茶漬けの具、塩焼きなどで日本人におなじみの魚の一つなわけですが、「秋鮭、白鮭、時鮭、銀鮭、紅鮭・・・いったい何が違うのか?」と聞かれれば、ぼくには答えられません。 知らないことはたくさんありますが、植…

酔いどれ介護者の誇り~忖度を知らない人を介護する

まあ、これでいいか。気の利いたタイトルも思いつかないので、ブログ名は正式に「酔いどれ介護者の減塩食日記」にします。書きにくかった「ハードボイルド的減塩食介護日乗」とはおさらばです。 そもそもなぜ「ハードボイルド」にしたかと言うと、一つには「…

春は出会いと別れの季節だから、ヤクルトは見限って?回鍋肉を作ろう

石川、小川、オーレンドルフ、ブキャナン、山中、そして館山か。われらが東京ヤクルトスワローズの先発ローテ-ションの陣容は、俺が作る夕食の献立のようだ。新外国人投手が二人加わっただけで、あとはおなじみの顔触れ。変わり映えしない。いきのいい若手…

さらばハードボイルド的減塩食介護日乗

ブログを始めて3か月が過ぎた。志は低いが、ひと月に10記事以上は書くという目標はクリアした。でも、読まれないものだ。相変わらず1日の訪問者は1桁がざらだ。更新頻度が少なすぎるのか、苦心して書いているのに面白くないのか。馬鹿を書くのは好きだが…

きゅうりともやしのナムル、または人生はバランスが大事だから副菜も作ろう

当ブログは基本的に1記事につき1つの料理を取り上げていますが、もちろん食卓に並ぶおかずが1品だけというわけではありません。「主食+二菜(主菜と副菜)」の形で、良質のタンパク質にビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養バランスのとれた食事を出す…

塩肉じゃがと、人生

早いもので春分の日は過ぎ、あと1週間足らずで3月も終る。在宅介護を始めて4度目の冬も無事に越えようとしている。 父の足が象のそれのようにむくんだのは14年の春だった。訪問診療で世話になっている主治医の病院では対応できず、市内の総合病院に入院し…

WBC、和風ハンバーグ・・・もとい和風スラッガーの打球は失速した

第4回WBC準決勝。日本対米国戦。1点差のビハインドで向かえた8回裏、2死1、2塁。打席には筒香が立った。マウンドには右横手投げのニシェク(フィリーズ)。まさしく世界一奪還を目指す侍ジャパンの4番の真価が問われる場面だった。 日本人の誰もが打…