酔いどれ介護者の減塩食日記

減塩食レシピ作りで料理の修行中。介護の日常と非日常・・・タフでなければ介護はできない、優しくなければ介護をする資格がない。

減塩のにら玉焼きは、これでいいのだ!

野菜の「にら」を使った代表的な料理と言えば、レバニラ炒めや餃子、にら玉などでしょうが、その中でも個人的に思い入れが深いのがレバニラ炒めです。 親父がよく食べていたというのもありますが、僕らの世代が子供時代に夢中になったギャグ漫画「天才バカボ…

小林麻央の「アイ・ラブ・ユー」

不謹慎にも、お袋はこんなことを言った。「海老蔵は新しい嫁さんをもらいにくくなった」 こんな本が出たという。その名も「I Love Youの訳し方」(雷鳥社)。 言葉を扱うプロとも言える作家たちは、どのような言葉で愛を表現してきたのか。日本や海外の文豪1…

人生で初めて買ったにんにくの芽で「豆腐とトマトの中華炒め」を作る!

近所にはスーパーが2軒あります。父の生前はもっぱら遠い方の店を利用していました。そのスーパーで出されている惣菜には栄養成分表記が付いていたからです。父には塩分一日6グラム未満という縛りがありました。近い方の店の惣菜には成分表記がありません…

プロチョイス!亡き父に代わって減塩カレーをレビューする

父の遺品を少しずつ整理している。てゆーか、捨てている。札束でも出てこないかと期待したが、今のところそれらしいものはない。几帳面な性格だったから、それなりに整理されているが、もはやどうしようもないほど古くなった物や他人には価値のない物ばかり…

味噌汁解禁、父亡き後の食事風景

病前、食卓に汁物がないと、父は決まって言った。「スープはないのか」。俺が食事を用意するようになってからは、ほとんど味噌汁は出さなかった。リハビリ病棟退院直後にはまだ、誤嚥のリスクがあった。ネフローゼ症候群になってからは、厳しい塩分制限を課…

そして僕とブログは途方に暮れる

こうした手すりも撤去しました。父が死んでもう2週間が過ぎました。今は、役所や年金事務所を回って、各種の公的な手続きをしています。めんどくさそうな相続関係はこれからです。

親父が挨拶まわりをしている

なぜか、叔父(母の弟)ではなく叔母の夢枕に立った。弟ではなく、義弟(妹の旦那)の夢にも顔を出した。

親父が死んだ

日曜日の朝、入院先から父が危ないと連絡があった。母を連れて、病院に急行した。病室の患者は父一人だった。酸素マスクをしていても、息は荒く弱かった。体は冷たかった。手足はむくんでいた。呼びかけへの反応もなかった。 やがて、弟が来た。「家に帰りた…

焼肉のたれは減塩の救世主なのだが、スワローズに救世主は現れそうもなく

前回の記事にも書いた通り、父が肺炎で入院している。病院は近いが、あれから顔は出していない。俺が行けば、きっと早く退院させろと興奮する。どれほど障るのかは分からないが、体力の消耗は少しでも避けたい。 代わりに、妹や弟に見舞いに行ってもらう。妹…

肺炎とゼリーと嘘八百

やはり、厳しい状況になってきた。 月曜日、父の入院先の医師から話があると電話があった。翌日、病院に行く。父は酸素マスクをして寝ていた。呼吸は荒かった。

体組成計を初体験すると、そこには奇跡の肉体が!?

階段の照明のスイッチを押した瞬間に、ぷちっと電源が切れた。入浴中には、風呂場の電気のカバーが突然落ちてきた。入院中の親父の身に異変でも起きたのか。信心の薄い性分でも、そんな考えが一瞬、頭をよぎる。 当面、介護の仕事をしなくて済む。この解放感…

介護にとって大切なことを、改めて少し学ぶ

父が肺炎で入院してから1週間が経った。昨日、主治医から現状の説明報告を聞くために病院に行った。7日ぶりに見た父は苦しそうな顔をして寝ていた。一気に衰えたような印象を受けた。 咳や痰は出なくなった。手こずったが、熱も下がった。胸の音もきれいに…

焼き鳥はじめ、大人の味を教えてくれた父が入院する

木曜日の夕食はスーパーの惣菜で済ませるつもりだった。画像にある、海老と豆腐の天あんかけ2個と茄子とトマトのチキンポテトチーズ焼を主菜にして、塩分はだいたい一人2グラム強。 だが、この席に親父はつかなかった。だから、自分の酒のつまみ用に買った…

お好み焼き風卵焼き、おふくろの味と息子の味

昨日は弟が介護の当番の日だった。俺は夕食用の「とろ卵豚キャベツ」(味の素Cook Doきょうの大皿、塩分1.3グラム)などを用意して、遊びに出かけた。弟の報告によれば、前日、下剤を飲んでいるのに、父はトイレに行くのを駄々っ子のように拒んだ。やれやれ…

豚肉のしょうが焼きにおける、わが格闘の歴史

豚肉のしょうが焼きは大好きだから、よく作る。だが、なかなか満足のいく仕上がりにならない。例えば、しょうが焼きに適した肉の部位はどこなのか。ロースなのか肩ロースなのか。専門家でも見解が分かれているのだから、困ってしまう。 ロース派 r.gnavi.co.…

憲法記念日にブログの無法ぶりを改める

例えば、この記事にはところどころに注があります。当初はそれをはてなブログに実装されている脚注機能を使わずに、そのまま書きました。なぜか。使い方が分からなかったからです。いえ、正確に言えば、分かろうとしなかったからです。

真に驚くべきはコロッケそばか?コロッケか?

前記事で登場したコロッケは5個で約300円。3人で1人1個ずつ食べたので2個余りました。それをデイ(通所リハビリ)で父がいない翌日の昼食に使うと、母が目を白黒させました。食べたことがなかったらしいのです。コロッケそばは前にネットでもちょっとし…

母は失踪する、ヤクルトはまた負ける、俺の酒量は増えるばかり

夕方6時すぎ、買い物から帰宅してパソコンの電源を入れる。お試し期間中のネットのスポーツ中継「スポナビライブ」でヤクルト・スワローズの試合を見るためだ。1回表、巨人の攻撃中。先発の石川が早くも打たれたようで、画面には0対4とあった。我らがヤ…

酔いどれ介護者がくだを巻く

いらっしゃいませ。ken_lowさん。お久しぶりです。何だよ、いきなり皮肉か。久しぶりに決まってるだろ。在宅介護してるんだから、たまにしか来られない。今日は親父が寝てから、こっそり家を抜け出してきたんだよ。 とりあえずビール。いいよ、注がなくても…

ゴール間近!オムライスへの道

珍しいことです。食卓についた母が開口一番「おいしそう」と言いました。確かに、前回のものは不細工でした。でも、だいぶそれらしくなってきました。ふわふわとろっとした卵がいい感じです。付け合せの昆布豆も独創的。ぼくもやればできるのです。 本当は鶏…

バイオリンとピアノとブログ、介護者に檜舞台は似合わない

こんなメールが来ていた。「ハードボイルド的減塩食介護日乗」とはこのブログの前のタイトルだ。 それはさておき、わたしはテレビに出たことがある。

心優しき介護者は、ショートステイのときに浦島太郎になる

失語症による意味不明の言葉や、ゴホゴホゲーの咳痰の音を耳にしなくて済む。介護おむつの交換をしながら「バカヤロー」と怒鳴られることもない。平穏な生活を送れるのであれば、それだけでいい。しみじみとそう思う数日間は、でもあっという間に終る。父が…

にんじん嫌いの「介護の支配者」が作る、豆腐ステーキの味噌そぼろ

いまどきの介護おむつは性能がいい。たっぷり吸っても不快感を与えない。でも、どんなことにも良し悪しはあるもので。 父がまた、おむつの交換に拒否反応を示すようになった。体を寝かせて始めようとすると、起き上がって、こんなことはしなくていいといった…

苦肉のチンジャオロース、細いのは俺と親父とマッチ棒だけでたくさんだ!

父は薬を飲むときにほとんど水分を取らない。朝と夕の量は半端ない。おまけに粉薬もある。それでも、ガリガリとかじって食べる。そう、食べる。やはり、毎食後にたくさんの薬を飲んでいる母いわく、「苦いはずなんだけどねえ・・・」 そして、決まって激しく…

明るい春の日差しに介護の憂さも少しは晴れる今日この頃、お前は一体何者なのかと訝りながら秋鮭のトマトソースがけを食す

鮭(サケ、シャケ)と言えば、おにぎりやお茶漬けの具、塩焼きなどで日本人におなじみの魚の一つなわけですが、「秋鮭、白鮭、時鮭、銀鮭、紅鮭・・・いったい何が違うのか?」と聞かれれば、ぼくには答えられません。 知らないことはたくさんありますが、植…

酔いどれ介護者の誇り~忖度を知らない人を介護する

まあ、これでいいか。気の利いたタイトルも思いつかないので、ブログ名は正式に「酔いどれ介護者の減塩食日記」にします。書きにくかった「ハードボイルド的減塩食介護日乗」とはおさらばです。 そもそもなぜ「ハードボイルド」にしたかと言うと、一つには「…

春は出会いと別れの季節だから、ヤクルトは見限って?回鍋肉を作ろう

石川、小川、オーレンドルフ、ブキャナン、山中、そして館山か。われらが東京ヤクルトスワローズの先発ローテ-ションの陣容は、俺が作る夕食の献立のようだ。新外国人投手が二人加わっただけで、あとはおなじみの顔触れ。変わり映えしない。いきのいい若手…

さらばハードボイルド的減塩食介護日乗

ブログを始めて3か月が過ぎた。志は低いが、ひと月に10記事以上は書くという目標はクリアした。でも、読まれないものだ。相変わらず1日の訪問者は1桁がざらだ。更新頻度が少なすぎるのか、苦心して書いているのに面白くないのか。馬鹿を書くのは好きだが…

きゅうりともやしのナムル、または人生はバランスが大事だから副菜も作ろう

当ブログは基本的に1記事につき1つの料理を取り上げていますが、もちろん食卓に並ぶおかずが1品だけというわけではありません。「主食+二菜(主菜と副菜)」の形で、良質のタンパク質にビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養バランスのとれた食事を出す…

塩肉じゃがと、人生

早いもので春分の日は過ぎ、あと1週間足らずで3月も終る。在宅介護を始めて4度目の冬も無事に越えようとしている。 父の足が象のそれのようにむくんだのは14年の春だった。訪問診療で世話になっている主治医の病院では対応できず、市内の総合病院に入院し…

WBC、和風ハンバーグ・・・もとい和風スラッガーの打球は失速した

第4回WBC準決勝。日本対米国戦。1点差のビハインドで向かえた8回裏、2死1、2塁。打席には筒香が立った。マウンドには右横手投げのニシェク(フィリーズ)。まさしく世界一奪還を目指す侍ジャパンの4番の真価が問われる場面だった。 日本人の誰もが打…

電気屋の店頭で「鶏肉とわかめの辛味炒め」を料理する

ベッドの足元の棚に置かれたテレビに向かって、父が手をかざす。そのまま数十秒が経つ。何の変化も起こらない。その様子を見ていた母が「仕方なし」に声をかける。「お父さんは魔術師なのですか。テレビのリモコンを握ってないのだから、テレビはつきません…

高野豆腐と桜えびの含め煮で、侍ジャパンと共にWBCを戦う

強化試合の惨憺たる結果から、これでは世界一奪還なんてとてもじゃないなとの不安のうちに始まったWBCだが、蓋を開けてびっくり。侍ジャパンはあれよあれよの破竹の6連勝で、決勝ラウンド進出を決めた。 15日の試合では、お化けフォークの千賀が好投して、…

納豆やきそば、または納豆を食べて謎のトイレ行を防ごう!

昨日は、父はデイケア、母はきよしのコンサートで不在でした。ほんのひと時の気ままな一人暮らしです。そういう日の昼食は不健康なカップ麺で済ませます。いえいえ、そんなことはありません。なんてったって、納豆が入っています。

しらすのパスタに舌鼓を打ちつつも、クロネコさんをひ~ひ~言わせている母を叱る

例によって、母がテレビを見ながらメモを取っていた。そのメモを後でこっそり覗き見る。「機能性ブラ」「ハンドバッグ」「釜揚げしらす」といった文字に、金額や電話番号が記されている。やれやれ、またかとため息が出る。

豚肉とにらの卵とじを食べて、犯罪者にならないようにしよう!

「小僧!何てことをするんだ!」。もし俺がその現場にいたら、逆上して少年をボコボコにしていた。それで、暴行の罪で現行犯逮捕。でも、在宅介護者に自由は少ない。WBCが見たいからといって、のこのこ東京ドームには行けない。おかげで、犯罪者にならなくて…

厚揚げのなめこあんかけで、侍ジャパンの不安を払拭する

投はぴりっとしなかった。打は湿っていた。そんな薄味の試合ばかり見せられた。過去の大会前、格下相手の練習試合で負け越したことはない。 メジャーリーガーが出たって苦戦するのが国際試合だ。それなのにこの顔触れで、この仕上がり。WBCの開幕は明日だ。…

味噌炒飯、または非情なハードボイルド介護は賞味期限にこだわらない

昼飯はニラ玉と納豆にするつもりだった。だが、朝日新聞の料理コラムでいいことを知った。「色が濃くなり、風味が変わったみそでも食べることができる。香りも楽しむみそ汁には向かないが、炒め物やみそ漬けなどに使うといい」 www.asahi.com 冷蔵庫に賞味期…

限りなくレッドに近いイエローだから、脳卒中に気をつけよう

昨夜、夕食と介護の仕事を終えて一服しながらテレビをつけると、脳卒中を扱った健康バラエティ番組をやっていた。以下、覚え書き。 主治医が見つかる診療所:テレビ東京 いけないのは、高血圧、水分不足、アルコール過摂取。塩分はもちろん。 物を落とす、腕…

肉と豆腐で「肉豆腐」を作るための野心的なメモ

冷蔵庫には木綿豆腐がありました。牛肉を買ってすき焼き風肉豆腐を作ろうと思ったのですが、スーパーでは豚肉の切り落としを安売りしていました。介護生活では毎月のおむつ代でさえ馬鹿になりません。節約できるときは節約します。プチ予定変更。豚肉を使っ…

荒唐無稽な鈴木清順映画のように、おでんを食する

3泊4日なんてあっという間。残念ながらショートステイは終わりました。父は帰宅すると決まって「我が家がいちばんいい」みたいなことを言います。僕は人間ができていませんから、こちらの気も知らずにいい気なことをと正直むっとします。介護の仕事に楽し…

介護者は天ぷら定食を心置きなく味わえないけれど・・・

父は現在、ショートステイ(老人施設でのお泊り)に行っています。月に一度の3日半。父のちんぷんかんぷんな言葉や不快な咳痰の音、手際よくできるようになっても精神的に慣れることがない介護おむつの交換。これらから完全に解放されます。それがどれほど…

生コンで冷凍白身魚のピカタを作る

メルルーサをご存知ですか。寡聞にして、僕は知りませんでした。メル・ギブソンやメルロ=ポンティやメンデルスゾーンなら知っているのですが、種類や性質が違います。グロテスクな深海魚だけど安いからと、一時期、マクドナルドのフィレオフィッシュに使用さ…

スーパーのチャーハン vs 俺のチャーハン

冷蔵庫にある目ぼしい食材は卵、かまぼこ、ねぎぐらいです。さて、これで何が作れるか。牛丼はできそうにありません。レバニラ炒めも無理そうです。うむ、どうしよう。小一時間ほど頭を捻って思いつきました。そうだ!チャーハンを作ろう。我ながら天才的な…

麻婆豆腐で復讐するはずが・・・

下の世話を1日2回させられたりするのだから、嫌がらせの1つもしたくなる。向こうの生活に合わせてばかりいたら、こちらの身が持たない。ところが先日、夕餉の食卓について珍しく歓声を上げた。あれっ、辛いのが苦手だったのでは?好きだったはずはないの…

Twitterなう

「何とかなう」というのはもう死語なのか!アカウントは持ってたけど、どこが面白いのか、何をつぶやいていいのか分からず放置していたTwitterだけど、この際だからやってみよう。まずは、ツイッターが得意らしいトランプさんをフォローしてみました^^

42キロに牛肉のケチャップソース煮を食べさせる

夕方、父はデイから帰宅してもすぐに寝てしまう。冬場は、ご飯ができたと声をかけても、布団を被ったままなかなか起きてくれない。ところが、昨日はすんなり起きた。珍しく便意を感じたからだった。 月に一、二度こういうことがある。一体どういう感覚になっ…

厚揚げの中華炒めには手を出すな!

帰宅直後は、翌日のコンサートに行く気満々だった。脳に異常はなかったが、ステント内再狭窄による狭心症の再発だった。 genenshoku-kaigo.hatenablog.com (上の記事の続きです。) 病院に迎えに行くと、治療後の母はけろっとしていた。主治医からもゴーサ…

介護者のオムライスと救急車

きつねうどんではありません。牛丼でもありません。オムライスです。介護者が作るオムライスはこうなります。介護者はチキンライスを玉子に包んでなんて、そんな洒落臭いことをやっている余裕はありません(前にもあったような展開だな)。

とろあじの照り焼きで松方弘樹を追悼する

映画は大好きだけど、介護を始めてからは数えるほどしか見ていない。でもこの間に、びっくりするような訃報がいくつもあった。三國連太郎に始まって、健さん、文太、原節子(!)、最近では根津甚八。健さんと父は同い年だった。老けたなと思っても、あの健…