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酔いどれ介護者の減塩食日記

減塩食レシピ作りで料理の修行中。介護の日常と非日常・・・タフでなければ介護はできない、優しくなければ介護をする資格がない。

麻婆豆腐で復讐するはずが・・・

下の世話を1日2回させられたりするのだから、嫌がらせの1つもしたくなる。向こうの生活に合わせてばかりいたら、こちらの身が持たない。ところが先日、夕餉の食卓について珍しく歓声を上げた。あれっ、辛いのが苦手だったのでは?好きだったはずはないのだが。という訳で、謎めいてしまった麻婆豆腐。

親父の好物は何だったのか。前に書いたが、魚は好きだっただろう。銀杏を拾ってきて自分で焼いて食べていた。ビールを飲まなくなってからも枝豆を買ってきた。茶碗むしなんかも好きだっただろう。でも、そういう話をした記憶がない。だから、よく分からない。昭和一桁と新人類と呼ばれた世代はそもそも反りが合わず、会話が少なかった。

でも、病に倒れる前は、辛いものをひどく嫌っていた。そう、野沢菜漬けなども自分で買ってきたが、唐辛子の輪切りをいちいち取り除いて食べていた。それが脳梗塞で味覚も変わってしまったのか、今では辛いものも平気で口にする。おかげで復讐する手立てを1つ失ってしまった。

手本にしたのは、吉田美香さんの腎臓病者用のレシピ本。ピリ辛味が白いご飯によく合うというのが謳い文句だが、豆板醤は1グラム(小さじ6分の1)で豚ひき肉は15グラム(共に、1人分)と、辛さもボリュームも物足りない。なので、かなりアレンジして。

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麻婆豆腐

■ 材料(3~4人分) ■

木綿豆腐 400g。
豚ひき肉 100g(塩分0.2g。1パック130g~全部入れてもいいかも)
戻した干し椎茸 適量

A
ねぎ(みじん切り)大さじ4(5センチぐらいか)
にんにく,生姜(みじん切り)小さじ2~(にんにくは1カケぐらい)

B
鶏がらスープ 1カップ(顆粒は小さじ1の2.5g)
酒 大さじ2
醤油 12g(小さじ2)
ケチャップ 24g
味噌 8g
豆板醤 6g(小さじ1)+3g

片栗粉 小さじ2+水小さじ2

■ 作り方 ■

1.1.5センチ角に切った豆腐の下茹で。熱湯に入れて、豆腐がぐらぐらと揺れたらざるに取る。
(水っぽさが取れて、炒めても形が崩れにくくなる)
2.Bをよく混ぜておく。
3.フライパンにサラダ油(orごま油)大さじ1、弱火30秒~でAを炒め香りを出す。
4.+3gの豆板醤を加えて、さっと炒める。
(辛味と香りが立つ。焦げやすいので手早く)
5.ひき肉としいたけを投入。中火。入れた面を焼きつける感じで押さえて、裏返す。
6.ほぐす、押さえて焼きつけるを繰り返して、ばらばらに。
(焦げない程度にじっくり炒めて、コクを出す)
7.Bと豆腐を投入。ゆっくりと混ぜて1~2分。
8.火を止めて水溶き片栗粉。全体に混ぜて再点火。
9.仕上げに油(ごま油orサラダ油)大さ2分の1~の化粧油を加えて、強火で40秒グツグツで完成。
(油足しで豆腐がやわらかくなる。強火の再加熱でなめらかなとろみに)

■ 塩分 ■

全体で6.6g
3人だと2.2g(1人分)、4人だと1.65g

■ 料理メモ ■

作り方でカッコ内に書いたところがポイント。「お料理二年生」(ベクターホーム)や「ためしてガッテン」(NHK)を参考にした。今回は、最初の豆板醤とひき肉じっくりしかやっていない。最後の化粧油は忘れた。

悪くはない。辛さも丁度いい。でも、ケチャップが気になる、謎めいた味だ。塩分が多いのは豆板醤と醤油と味噌。ふつうの麻婆豆腐に使われている甜麺醤(テンメンジャン)はそれほどじゃない。麻婆豆腐も、酢を使って塩分と辛味を引き立たせるというやり方もあるそうだ。次回は甜麺醤を使った基本の麻婆豆腐を作ってみよう。

親父は全部食べた。最近、おかずを残すことが多くなった。復讐はかなわなかったが、ひと安心の一夜。

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