酔いどれ介護者の減塩食日記

減塩食レシピ作りで料理の修行中。介護の日常と非日常・・・タフでなければ介護はできない、優しくなければ介護をする資格がない。

体組成計を初体験すると、そこには奇跡の肉体が!?

階段の照明のスイッチを押した瞬間に、ぷちっと電源が切れた。入浴中には、風呂場の電気のカバーが突然落ちてきた。入院中の親父の身に異変でも起きたのか。信心の薄い性分でも、そんな考えが一瞬、頭をよぎる。

当面、介護の仕事をしなくて済む。この解放感の大きさよ。でも、高齢者にとって肺炎はリスクが大きい。自宅でのんびり休らうなんてことはできない。いつもと変わらず心と体は強く持っていなければならない。

オムロンの体重体組成計が届いた。知人が送ってくれたカタログギフトから俺が選んだ品物だ。特にほしかったわけではないが、今の俺にはアラミスの香水も、浅草今半の牛肉佃煮詰合せも、ダンディハウスのボディシェイプコース1名様も、嵐山温泉四季の宿花筏ペア日帰り温泉食事付きも無用の長物だ。第一に考えるべきは家族と自分の健康。それゆえの選択だ。私欲を完全に捨てた殊勝な心がけ。我ながらちょっぴり切なくなった。一晩、枕を濡らした。

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体組成計(たいそせいけい)とは、

体脂肪や筋肉量、骨量など人間の体の組成を計測するための機器。

健康、健康管理に関する情報ニーズの高まりに伴い、従来存在した体脂肪計(肥満予防や健康維持のための体脂肪チェックを行う)の機能に、健康管理の関係因子となる内臓脂肪や基礎代謝、また筋肉量や骨量など、体組成を測定できる機能が追加されている。

出典:ウィキペディア

さっそく測ってみよう。電源スイッチを押して、まずは住まいの地域を設定する。体重を正確に測定するために、重力加速度の影響を補正する必要があるからだ・・・って、重力加速度って何?

重力加速度(じゅうりょくかそくど、英: gravitational acceleration)とは、重力により生じる加速度である。端的にいえば、物体を落としたとき、その物体の速度が時間当たりにどれだけ速くなるかを示した量であるといえる。重力のみが作用する物体の運動の様子は、等価原理により物体の質量によらない。このため重力を加速度によって表現することが可能となる。

出典:ウィキペディア

お前はいったい何が言いたいのか。しれっと「端的にいえば」なんて書いてあるが、さっぱりわけが分からない。理解はあきらめる。さっさと地域番号を押して、先に進む。

続いて個人データを登録する。まずは年齢だが、不用意にネット上に個人情報を公開してはいけない。悪用されたら大変だ。いまどきの常識だ。ここでは、記憶にはないものの、東洋の魔女円谷幸吉らが活躍した東京五輪を知る年代とだけ記しておく。

次に性別。念のためパンツの中を覗いて確認する。「男」で間違いない。そして身長。柱の傷はおととしの~♪の要領で測る。あれ、これは間違っているのではないか。なぜか正しい数字に届かない。しっかりとメジャーを伸ばしてもう一度。やっぱり170センチはなかった。

ネットで少し調べてみる。加齢で背が縮むことがあるらしい。思い返せば、実際は169センチぐらいだったような気もする。でも、「金もいらなきゃ女もいらぬ、わたしゃも少し背がほしい」(by玉川カルテット)の心境から無意識にサバを読み、いつしか自分は170センチだと思いこんできたのかもしれない。

なので、これからも公称は170センチでやっていくが、正確な測定のため機械には正直に「166センチ」と入力する。これで準備は完了。いざ、実測。表示操作部のついたグリップ電極を握り、裸足で本体に乗ると、すぐに体重が表示される。そして、グリップを握った両手をまっすぐ前に伸ばしてしばらくすると、体組成も確定した。

お待ちかねの測定結果の発表だ。

体重は、54.2キロだった。見よ、この中年太りとは無縁のスリムなナイスバディーを! 若い頃からほとんど体型は変わっていない。父の系統はみな痩せ型だったから、遺伝的な素質もあるだろう。でも、親父が入院したこの10日あまりで1キロぐらい太ったかもしれない。ちなみに、母は57.9キロ(156センチ)だった(汗)。

肥満度を判定する国際的な基準であるBMI(体格指数)は、19.7だった。自分としては痩せすぎかと思っていたが、「普通体重」だった。背が縮んだおかげもあるのか。それでも、166センチの理想体重は60.6キロだ。何とかあと6キロは増やしたい。

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BMIと理想体重の計算はこちらでどうぞ。

体脂肪率:16.3パーセント
内蔵脂肪レベル:5

どちらも健康状態に深く関わる項目だ。特に、内臓脂肪は糖尿病や高血圧、脂質代謝異常などの重い病気の誘因となる。ともに判定結果は「標準」だった。内臓脂肪レベルの評価は目安程度に考えよとのことだが、とりあえず一安心。

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基礎代謝は1361キロカロリーだった。

基礎代謝とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのこと。相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、一日に女性で約1,200、男性で約1,500キロカロリーとされている。

出典:ウィキペディア

基礎代謝は加齢による筋肉量の低下で減少する。基礎代謝が落ちると、太りやすい体質になる、免疫力が下がるなど、体に悪影響を及ぼす。だから、日頃から適度な運動を心がけて、筋肉を保つことが大切だという。

さて、いよいよ本機器の目玉である「体年齢」の測定結果だ。体年齢とは、基礎代謝からみた体の年齢を表したもので、自分が実年齢に比べて若いのか老けているのかが分かる。

俺の体年齢:36歳!

びっくりした。目を疑った。そんなわけないだろうに。長年、毎日のように酒や煙草をやり、介護のストレスは溜まりに溜まり、俺の各種の内臓はボロボロのはずだ。でも、体組成計でそんなことまで分からないか。知ったことではないか。それにしても、36歳って。

参考:体年齢とは何か?正しい?タニタ オムロン パナソニック

上記サイトの情報を考慮に入れると、46歳。これならまあ受け入れ可能な妥当な数字か。実は、若い頃から筋トレはほぼ毎日している。さぼることはあるけど、腕立て伏せとスクワット、(らくらく)腹筋を各100回。介護生活になってからはご無沙汰気味だが、結構ウォーキングやジョギングもしていた。こうした日頃の運動の成果が出ているのかもしれない。

こうなったら、前向きに考えよう。そう、俺の体年齢は36歳。今をときめく岡田准一星野源妻夫木聡又吉直樹などと同い年だ。そう思えば、がぜん力が湧いてくる。これなら心身ともにきつい介護も何のそのだ。お前もそんな36歳だから、頑張れるはず。きっとそう励ましてくれたのだ。素晴らしい健康機器を作ってくれたオムロンさんに感謝する。

追記:
トリセツによると、本製品では「9才以下および81歳以上の方の体組成は測定できません」・・・_| ̄|○

 

 

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