酔いどれ介護者の減塩食日記

料理、家庭菜園(近日開始)、クロスバイク、介護・・・与太話を交えて。

牛もつ鍋味噌味@こてっちゃんを食べながら、ハゲについて考える

バブルが弾けた1990年代初頭、もつ鍋(ホルモン鍋)が流行した。牛豚のもつ、つまり内臓肉。安いけど、うまい。もつ煮込みは居酒屋の定番メニュー。昔からよく食べていた。だから、何を今更なんて思ったりもしたけど、もつ鍋ともつ煮込みの違いはよく知らなかった。てゆーか、違いを気にしていなかった。食への意識は低かった。

庶民の料理だから色々だろうけど、煮込みの具材は、もつに大根、人参、ごぼう、豆腐、こんにゃく。前に書いた居酒屋のはおいしい。もつもたっぷり入ってる。最寄り駅の居酒屋のは薄い味噌汁に材料を入れたみたいでまずい。もつ鍋は牛のもつに、にらとキャベツとにんにくが必須? 確かに、居酒屋の煮込みににらはたいてい入ってない(よね)。

先日スーパーで、こてっちゃんの「牛もつ鍋・味噌味」というのを見つけた。こてっちゃんの焼くやつは介護生活以前はよく買ったものだが、以来ご無沙汰。もつ鍋は昔、自分で作ったことがあるが、もつの生臭さを消すことができず、うまくできなかった。

豚肉とにらの卵とじを作って余った半把のにらがあった。にらの栄養が溶け出ちゃいそうな気もするけど、一応、調べたとおりに、3、4センチに切って水を張ったタッパーに入れて冷蔵庫に保存しておいた。その消費のためにもと、こてっちゃんの牛もつ鍋を買った。

2人前、500グラムの牛もつ入りのスープ。後は、ざく切りしたキャベツ300グラムとにら100グラムを入れて煮込めばいい。ただ、にらは半把=50グラムしかない。にらって1人分50グラムは使うものなんだね。にら玉のレシピでもたいていそうなってる。

少ないにらの穴埋めに豆腐と玉ねぎを加えた。簡単にできた。なかなか美味しかった。中でも、にらのうまいこと! もつ鍋はにらが決め手なんだね。もつ鍋にはにらをどっさり入れないといけない。それに、さすがはこてっちゃん。主役のもつ肉のうまかった。でも、ここには大きな問題があった。牛もつ肉の量。少ない。まるで、今の俺の髪の毛並みだ。10個ぐらいしか入ってなかった。

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牛もつ鍋味噌味@こてっちゃん

電車で座りながらウトウトして、窓にごつんと後頭部を当ててひんやりと冷たさを感じたのは30年ぐらい前のことか。以来、覚悟はしてきた。何しろ親父が若い頃からハゲだった。親父の兄弟3人もことごとくハゲだった。何が楽しいのか、正月に集まるとハゲ自慢大会をするのが恒例だった。子供心に恐怖を感じた。自分はそんな血筋を引いた身だ。遺伝の力には抗えまい。そう思って、湯船に浸かりながら頭皮のマッサージをするぐらいしかやってこなかった。

でも、そんなささやかな努力でも効果があったのか、親父たちのようなハゲにはならなかった。人から後ろ指さされない程度の分量は保ってきた。それがここ最近、急に薄くなった。散髪した髪を手ぐしで掻き上げようとしたときの抵抗感のなさよ。もちろん、近づいてきた冬の足音もまず頭で感じた。頭がすーすーしてきて、ああ、もう、冬かと。

まあ、これも年相応。仕方ないと思っている。自分の体で季節を感じられる。それはそれで、乙なものではないか。こんなことを書いたのは、親父の遺品を整理していたら養毛剤の類が出てきたからだ。結構、高級品っぽくて、つい最近まで使っていた形跡があった。えっ、ハゲを売り物にしてきたんじゃないの? 諦めてたんじゃなくて、案外、気にしていたの? 驚いた。実の親であっても、何を考えていたかなんて分からない。

死んだ親父はハゲだった。生きている俺の髪は風前の灯。もうどうなってもいい。でも、こてっちゃんのもつ肉の少ないのは問題だ。にらが少ないのももってのほかだ。1把をすべて入れなくちゃいけない。次回は勇気を奮い起こそうと思っている。

こてっちゃんの袋には、スープの残りに中華麺を入れて〆にするといいと書いてあった。確かに、うまそうだ。でも、こてっちゃん「牛もつ鍋・味噌味」の塩分は1袋10グラムだ。翌日の昼食に回した。中華麺はなかったので、うどん1玉を入れてミニうどんとして食べた。多分、それで正解 ↓

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