酔いどれ介護者の減塩食日記

料理、家庭菜園(近日開始)、クロスバイク、介護・・・与太話を交えて。

牛肉とじゃがいものマスタードクリーム煮~はるかなる「初めての牛丼」を目指して

まだレトルトの牛丼の素も出回っていなかったかもしれない。はるか30年以上前のことだ。自分でも吉野家みたいなのがこしらえられるのか試したことがある。恐らく本のレシピを参考にして作ったのだろう。それが感動的なまでにうまかった。でも、本当はどうだったのか。

生まれて初めての手製の牛丼。実際はたいした出来ではなかったはずだ。当時はほとんど台所に立っていない。そんな素人の自分でも見よう見まねで吉野家を作ることができた。そういう達成感が美味しく感じさせたのだろう。

料理というものは、味そのもの以外の部分に大きく左右される。

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牛肉とじゃがいものマスタードクリーム煮

■ 材料(2人分)■

牛肉 150グラム
じゃがいも 200グラム(1個半ぐらい)
玉ねぎ 半分

A:
塩 1グラム
胡椒 少々

B:
生クリーム 50グラム(4分の1カップ)
マスタード 4グラム(小さじ3分の2)
塩 1.5グラム
胡椒 少々

オリーブ油 大さじ半分

■ 作り方 ■

1.牛肉は食べやすく切って、Aをふる。
2.玉ねぎは薄切りに。
3.じゃがいもは皮をむいて一口大に切って水にさらしてレンチン(うちのレンジで500wで4分~)。
4.フライパンに油を熱して、肉、玉ねぎ、じゃがいもを炒める。
5.Bを加えて、煮立たせないように煮詰める。

■ 塩分 ■

1.5グラム未満(1人分)

参照:生活習慣病にならないヘルシーおかず(講談社

■ 料理メモ ■

今回は、豪州産牛バラ切り落とし肉を使った。味は濃厚、酸味とコクが効いていて美味しかった。

父が生きているときは、1日6グラム未満という厳しい塩分制限があったから、すべてレシピ通りに作らなければならなかった。母には高血圧と心臓病という持病がある。でも、医者から特段の食事内容の注意は受けていない。これからも減塩を意識した食生活は続けるつもりだが、来年からはもっと自由にやってみよう。

こんなものを入れたら、こんな作り方をしたら、どうか。創造することの楽しさをいちばん手近なところで感じられるのが料理だろう。来年からは、味一つで初めての牛丼を超えるもの自分なりに作れるようになりたい。

そんな自由の手始めに、翌日の昼に牛バラ肉の残りを使って、油揚げ入り牛丼を作ってみた。牛きつね丼? 動物園みたいだな。だったら、たぬきも加えようかと思ったが、そこまで行くと自由を通り越して野蛮か。

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失敗だった。まあ、肉の固いこと。実は、牛肉が少ないことに不安になって途中で急遽、油揚げを切って加えたというのが、ことの真相。それで火を通しすぎたせいだろう。おかげで、「つゆだく」ならぬ「つゆかつ(かつ)」の牛丼に。先日買った天然だしパックのおかげで味は良かった。こういうのもまた、毎日の家庭料理の機微と言えば機微か。