酔いどれ介護者の減塩食日記

料理、家庭菜園(近日開始)、クロスバイク、介護・・・与太話を交えて。

白身魚のホイル焼き~電子レンジを使い倒す・その2

いくら暖かくなってきたといっても、頭から水をかぶれば寒い。お袋が昼間に風呂に入っていたことを忘れて水栓をひねってしまった。例によって、レバーは蛇口側に戻っていなかった。在宅介護によくある(?)月に1、2度の恒例の滝行をさせられた。

湯船につかった後に、軽く手で体をさするだけでずるずると皮がむけると言っていた。もちろん皮膚ではない。正確には垢だ。古くなった皮膚の角質だから間違いではないが、この表現には驚いた。

臭ったりはしない。不潔な印象もない。はたからは、年のわりにはきれいだと言われる。当人も満更ではない。新陳代謝の働きが衰えて、体が干からびている。ゆえに垢はそれほど出ない。俺はそう思っていた。

85歳になっても、新しいものが生まれて古いものと入れ替わる。年をとっても、生きている限り、体はみずみずしい機能を完全に失うことはない。やはり、それなりに垢は出る。なおのこと、月に1、2度の風呂は少なすぎるな。という訳で、白身魚のホイル焼きを。

ホイル焼きなんて作ったことがなかった。電子レンジ(パナソニック「エレックオーブンレンジ」)の自動メニューにあったので試してみた。使ったのは真鱈(たら)。1切れ80グラムぐらいの大きさ。大嫌いなしいたけもわざわざ買った。エビは背わた処理済みのもの。

魚に白ワインと塩こしょうとレモン汁をふりかける。レモン汁を忘れたことは、後で気づいた。まあ、いいか。ポッカレモンだし。できあがったのにかけりゃいいだろう。アルミホイルに薄切りの玉ねぎを敷き、魚、エビ、しいたけ、バターをのせて包む。レンジのトリセツにあったレシピ通りの手順だ。

切ったアルミホイルの面積が狭かった。こういうところに俺の貧乏根性が出る。焦ったが、かろうじて包めた。角皿にのせて、自動メニュー番号を合わせてボタンを押す。ちなみに、手動で作る場合はオーブン予熱なしで20~25分にセットせよ。そして、20分ぐらいでチン。できあがったのがこれ。

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白身魚のホイル焼き

みずみずしい鱈のホイル焼きができた。てゆーか、水分出すぎとちゃう? ホイル焼きってこういうもの? ポッカレモンをかけて、大量に排出されたおつゆをすすってみる。おいしい。バターとしいたけのうま味が効いている。でも、これだけでは物足りない。醤油をかけて食べればいいのだろう。うむ。ますますおいしい。

レシピには醤油のしの字もなかった。代わりに、味の決め手になりそうなものとして書かれていたのが「塩、レモン汁各少々」。出た。難解な「少々」。本当に料理界における一般的な「少々」でいいのか。0.5グラムぐらい? それじゃ少ないだろうと思いつつ、まずはその通りにやってみた。案の定、醤油が必要だった次第。

それにしても、消費期限内の、まだ干からびていない真鱈とはいえ、こんなに水分が出てもいいものか。レシピには「酒と塩こしょうをしておく」としか書かれていなかった。脳内はかなり干からびてきたとはいえ、長年、台所に立ったお袋に聞いてみる。「塩をふって、しばらく置いて、出てきた水分を拭き取り、その後に酒とこしょうだ」。やはり、そうか。今回は水分を拭き取らなかった。

鱈の身はふっくらと焼けた。冷凍食品の袋の指示通りにセットしても、たいていその2倍近く時間がかかるレンジだが、まだ使える。干からびてはいない。白身魚のホイル焼きは醤油をかけてアルミホイルに包んだ、汁だくでもいいような気もするが、次はお袋の言う通りにやってみよう。結局、試行錯誤を重ねるしかない。俺の料理にはまだまだ滝行が・・・じゃなく、修行が足りない。