酔いどれ介護者の減塩食日記

月末に駆け込みで記事を更新する、夏休みの小学生みたいなブログです。

壊れたハンバーグをソースでごまかすような人生なんて

酔いどれ介護者なんて名乗るくらいだから、毎日のように飲んでいる。今日は口をつけまい。朝まだきはそう思う。夕さればそんな決意はどこ吹く風だ。親父の生前はひどかった。もう、デイ(通所リハビリ)から帰ってくるのか。気が重くなってくると、平日の4時頃からビールの缶を開けた。

30年以上、飲んでいる。若い頃より量も増えた。体は壊していない(はず)。たまたまだろう。いつまでも続くわけがない。だから、減らしたいと思っている。それができない。その都度、自分に見えすいた嘘をつく。ネット上にアルコール依存症チェックシートがあった。試すと、結果は「危険な飲酒群」だった。

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参照:アルコール依存症の実態とは? TOKIO山口達也の飲酒めぐって注目。専門家「まずスクリーニングテストを」

お袋が退院した。腎臓はよくなったが、心臓の状態が思わしくなかった。数日、病室の回りを歩いて、心電図で検査した。はたから見ると、歩いている姿ではない。単に「動いている」だけだが、日常生活に支障はないと判断された。さっそくデイにも通っている。

実は、今(4日4時頃)も、家で一人で飲んでいる。GWだからといって、どこかに遊びに行けるわけではない。そういう境遇なのだから、昼間からでも許されよう。いつものように、都合のいい口実を構える。ビールも焼酎もうまい。昼ビールの「ポワ~ン」の気持ちいいことと言ったらない。「習慣飲酒」はれっきとした病気だという。ハンバーグが好きでも、毎日食べたいとは思わない。「習慣ハンバーグ」という言葉を聞いたことはない。

つらいことがあった。知らなくていいことを知ってしまった。自分の手ではどうにもできないことがある。どうこう言える筋合いでもない。悩んでも仕方がない。そんな大げさなことでもない。理屈では分かる。でも、頭から離れない。忘れられない。酔えば、そんな苦しみを和らげることができる。ただ、ひと時だけだ。何も変わらない。自分をごまかしているに過ぎない。それもまた、断ずべき「甘さ」であり「弱さ」なのだろう。

お袋は入院中、おかゆと豆腐ばかりの食事がまずいと文句ばかり言っていた。退院当夜は寿司の出前を頼んだ。昨日はハンバーグを作った。レトルトではよく食べるが、手作りはいつ以来か。お袋はそれで軽くワインを一杯飲んだ。俺の30分の1ぐらいの量だろうか。主治医の許可も得ている。その程度なら、きっと百薬の長なのだ。

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実は壊れているハンバーグ

■ 材料(2人分)■

合い挽き肉 200グラム
玉ねぎ 80グラム(半分ぐらい)

A:
パン粉 12グラム(4分の1カップ)
牛乳 大さじ1.5
卵 2分の1個
ナツメグ、胡椒 少々

塩 2グラム
無塩バター 10グラム(大さじ1弱)
サラダ油 小さじ2

■ 作り方 ■

1.玉ねぎをみじん切りにする。
2.フライパンにバターを溶かし、玉ねぎを強火→中火で炒める。
3.しんなりしたら取り出して、皿に広げて冷ます。
4.ボウルにひき肉と塩を入れて、粘りが出るまで指先で練る(~2分)。
5.4にAと玉ねぎを加えて、よく混ぜる。
6.手に油(材料外)をつけて、5を2等分する。
7.両手の平でキャッチボールするようにして空気を抜く。
8.楕円形に形を整え、中央部をくぼませる。
9.フライパンに油を熱して、くぼませたほうを上にして入れる。
10.中火で30秒~じっと動かさない。
11.ひっくり返して、両面に焼き目をつけて固める。
12.弱火にして蓋をし、5分~で中まで火を通す。
13.竹串を刺してみて、透明な肉汁が出てきたら焼き上がり(赤だと、まだ)。
14.皿に付け合せと盛って、お好みのソースをかけて。

■ 塩分 ■

ハンバーグの塩分 約1.3グラム(1人分)

ソースは、トマトミックスソース(デルモンテ「完熟トマト・ソース濃縮タイプ)と中濃ソースを各大さじ2を混ぜて温めたもの。塩分1グラム(1人分)

参照:お料理二年生(ベターホーム出版局)

最初に、ひき肉と塩だけでこねるというのはNHKためしてガッテン」で紹介されていた方法で、肉汁を閉じ込めやすくなるという。ひき肉は2パックで240グラム弱を使ったが、量が多かった。手に余った。小さいのを3つこしらえればよかったのに、機転が働かなかった。

そのせいで、練るのが不十分になってしまったのだろう、ひっくり返すときに1個が割れてしまった。肉汁が出て、パサパサした食感になった。画像は、ソースをかけてごまかした割れたハンバーグだ。こういう術に長けても、いずれボロが出る。

たまに、飲まない日もある。なかなか寝つけないだけで、他に不都合は生じない。ただ、2、3日だとどうかは分からない。アルコール依存症は意志の問題ではないというが、まずは、なけなしの意志をかき集めてみよう。本質的な失敗を見かけで隠すようなハンバーグは、もう作りたくはない。

仕事は明日からある。手につくかどうか。久しぶりに味わう切ない気持ち。心を乱されても、そいつが空っぽよりはましじゃないか。そう自分に言い聞かせる・・・。やべえ。この考え方の向きは間違っているか。ますます淋しくなってきた。酔いたくなってきた。

参照:

note.mu

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