先日、この素晴らしき世界~スーパー・インセクトGとの大義なき戦いという記事を書いた。それから一週間以上、戦々恐々として暮らした。果たして、戦いのその後はどうなったのか。
やつは現れなかった。押入れを含めて一部屋に6個仕掛けたGホイホイは1匹も捕獲していなかった。全米ライフル協会会員並みの見識で、常に護身用のGスプレーを手元に置いていたが、それを発砲する機会にもついぞ恵まれなかった。
誰だ、1匹いれば百匹いるなんてフェイクニュース垂れ流したのは!?
でも、誰だって、二日続けて出てきたらいっぱいいるかもって思うか。もう古い家だし、掃除もしてないから汚いし、Gの巣窟にはなってるんじゃないかと。それなのに、赤子の1匹も出てこなかった。嬉しいような、ちょっぴり寂しいような拍子抜け。まあ、大義なき戦いなんてあまりしなくないから、平和で何よりというものか。
それにしても、スーパーインセクトとの戦いにせよ、サッカーの戦いにせよ、やってみないと、結果は分からないものだ。大会前に監督交代というドタバタがあって、とうてい期待なんかできなかった。それなのに、この躍進。これだから、人生もスポーツも面白い・・・というのを前フリにして、当ブログの真骨頂であるスムーズな展開で本題に入ろう。
セネガル戦は生で見ようと思った。はっと目が覚めたら、もう終わってた。ケータイのアラームを寝ぼけたまま止めてしまったようだ。セーキの一戦の前に個人的なセーキの一戦を交えたのがいけなかったのだろう。年のせいか、久々のせいか、延長戦になった。何とかゴールは決めた。ヘトヘトになったが、その喜びもあって一杯飲んだ。それがいけなかった。つぶれてしまった。非国民に等しい所業かもしれない。深夜だというのに視聴率は30%を越えたという一戦だった。
でも、翌日の再放送は全部見た。結果の分かった試合なんてその分つまらないが、負けれない試合なら、その分安心して見れるのはいい。サムライブルーの好ゲームをちびちびやりながら見る。これはこれでまたオツなものだ。チンタラした野球と違って、ライブのサッカーは飲みながら見るのは不向きなスポーツだしね。
4年に一度のにわかサッカーファンだからよくは分からないが、日本のサッカーも紆余曲折を経ながら成長したんだなあってしみじみ思った。日本がやっとワールドカップに出れるようになった頃なんて、決定力不足がいちばんの問題で、まともなシュートなんてほとんど見れなかった。たまにあっても、どさくさ紛れのおじいちゃんのおしっこシュートぐらいなものだった。
それが今では世界の舞台でも、素早いパス回しから矢のようなシュートを放ってという痛快なゴールを決めれるようになった。格上の相手に二度勝ち越されながらも追いついて引き分けに持ち込めた。素人ながらじーんときた。時間はかかっても、一生懸命がんばってやってりゃ、いつかはできるようになる。まるで小学生の作文みたいな感想だが、まじでそう思った。この感動は生で味わいたかったと思ったほどだった。という訳で、当ブログの真骨頂であるスムーズな展開で結論に。
長年の試行錯誤を経て、俺もやっと、まともなだし巻き玉子が作れるようになった。ちょっと深くて使いづらいフライパンなんだけど、菜箸一つで巻くことができた。そう、一生懸命がんばってやってりゃ、いつかはできるようになる。こいつに比べたら、違いは一目瞭然。
コツは、卵液は少量ずつ、固まらないうちに巻きこむ。巻いたらその都度、キッチンペーパーでフライパンに油をなじませる。中火程度の火加減で、手早くそれを繰り返す。そうすると、ふわふわのだし巻き玉子になる。ねっ、美味しそうでしょ。
だし巻き玉子@ねこぶだし
ところが、美味しくはなかった。味付けに失敗した。レシピによれば、ねこぶだしだけでいいはずなのに、それだとしょっぱいだけで甘さが足りなかった。
ことほどさように、西野ジャパンも頂点に達するのは難しいのかもしれない。でも、スーパーインセクトGはいなかった。東京ヤクルトは交流戦で1位になった。俺はだし巻き玉子を作れた。世の中、何が起こるかなんて分からない。
だから、決勝トーナメント進出がかかったポーランド戦は時間どおりにテレビの前に駆けつけよう。しっかりと半端ない大迫とセクシーな乾を見届けよう。セーキの一戦は生で味わうのに限るのだ。*1
*1:あ~あ、こーゆーこと書くから、読者数が増えないのかなぁ・・・。よかったら、読者登録をお願いします m(_ _)m