酔いどれ介護者の減塩食日記

料理、家庭菜園(近日開始)、クロスバイク、介護・・・与太話を交えて。

最高にうまいビールの味わい方

記録的な猛暑が続くが、俺にとって気温30度強はおあつらえ向きだ。さっそうと愛車クラウディアにまたがる。壮大な目的があるからだ。うぬ、記事タイトルでバレバレか。

炎天下のサイクリングロードを走る。普段はお年寄りが健康維持のためによく歩いている。さすがにいなかった。よかった。いたら、死んでまう。

俺も無理はしない。途中、河川敷の広い野原で休む。この季節だと、あちこちでおっさんが甲羅を干している。その一員になって、昼寝をする。文庫本をめくる。気の向くままのひと時を過ごす。暑いことは暑いが、風があるから気持ちいい。

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クラウディアと派手なTシャツ

生前の親父は、夏になると決まって裸族になった。家の中では上半身裸が常だった。介護を受ける身になっても、それは変わらなかった。週に3回以上、ヘルパーさんが来た。いくら、服を脱がされて全身を拭いてもらい、介護おむつを変えてもらうにせよ、最初から裸でいるのはどうか。ヘルパーさんだってどぎまぎしていた。肌着ぐらいは着ておいたらと進言した。だが、頑固な年寄りは聞く耳も常識も持ち合わせていなかった。

そんなことを思い出しながら、近くの市営球場に着くと、偶然にも地元の高校が試合をしていた。このところ進境著しく、甲子園へあと一歩まで迫っている学校だ。これは見ておくにしくはない。800円を払って場内に入った。

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トルネードっぽいとこ、分かるかな?

試合は弱小高校相手にコールド勝ちした。往年の野茂英樹のトルネード投法をちょびっと彷彿とさせる投手が目を引いたが、チームに守りのミスが多かった。今年は厳しいかもしれない。でも、期待のあらわれなのだろう、まだ浅い回の予選なのに、鳴り物入りの応援席が大きな音を響かせていた。

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色と形の美しさ

スポーツ観戦した後は、自然と触れ合う。遊歩道の小川でサギやカモを観察する。最近、見かけなかった。全員、避暑地に避難したのかと思ったら、またいた。帰路のサイクリングロードでは顔なじみになった猫に挨拶する。こいつにはさっき往路でも会っている。その時も、木陰で昼寝の最中だった。

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地面にぺたーっとお得意の寝方

充実した休日になった。裸の昼寝、読書、高校野球見物、自然観察、そして自転車という運動。こんなにいい趣味はない。つくづくそう思う。だが、真夏のサイクリングの最大の楽しみはここから始まる。

往復20キロ強のクロスバイクライド。存分に汗をかいた。この疲労感の心地よいこと。道中にスポーツドリンクで水分と塩分を補給していても、喉の渇きは収まらない。まさしく身体髪膚が欲する。お膳立てが整った。

シャワーを浴びる。この季節だから湯船につからなくてもいい。首にタオルをかけただけの半裸状態でつまみを用意する。スーパーで夕食用に買ったかき揚げと、冷凍の枝豆で十分だ。そして、主役のために背の高いグラスを用意する。

去年、サーモタンブラーを買った。長くキンキンに冷えた状態を保てる、結露しないという評判を聞いたからだった。確かにその通りだった。でも、最高の一杯を味わうには不向きだと思った。

ステンレス製だから、あの美しくも涼やかな黄金色が見えない。そのせいで独特の注ぎ方で生まれる泡がうまく作れない。コップを持った指先に冷たさが伝わってこないのも物足りなかった。以来、サーモタンブラーは焼酎を飲むときだけ使っている。人は五感のすべてでものを味わう。舌先だけじゃない。そんなことを改めて知った。

サッポロ黒ラベルを高い位置からグラスに落とす。たくさんの泡ができる。それが半分ぐらいに静まったら、グラスを傾けてそっとその下に注ぎ込む。泡が3割程度になったら完成だ。飲む。最高にうまい。五臓六腑にしみわたる。今の俺はこの時のためだけに生きている。後はもう何もいらない。

・・・なんてことはなくて、晩酌の相手が85歳の老婆じゃね。やっぱり、最高の一杯はクラウディアみたいなホントの美女(誰やねん?)と飲むような生活がしたいなぁと切に思うのだった・・・(欄外では、そんな思いを込めて竹内まりや「駅」を歌いました)。

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ビールは大人の生黒ラベル

冷凍枝豆は今回、このやり方を試したのですが、これも美味しかったよ。

esse-online.jp

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by カエレバ