酔いどれ介護者の減塩食日記

料理、家庭菜園(近日開始)、クロスバイク、介護・・・与太話を交えて。

宍戸開は宍戸錠の弟ではない!~魚焼きグリルを使いこなすために3

ちょっと足を延ばして、いつもと違うスーパーに行った。魚売り場にかますの開き干しがあった。かますなんて、最後に口にしたのはいつだろう。物珍しさから買い物かごに入れた。

f:id:ken_low:20190408213019j:plain

グリルの焼き網は重曹で洗って、焦げ付きをかなり取った。でも、まだ使いこなせていない。調理を始める前に、一応予習する。

グリルを使い慣れないうちは、「焦げてしまわないか心配」などの理由で火を弱めがちですが、これは焼き魚の調理的にはNG! おいしさの要である皮目をしっかり焼くためには、中~強火(250~260度)の火力が必要です。焼く時間が長くなると、水分とうまみが抜け、身がパサついてしまうことにもなるのです。

■参照:自宅で極上焼き魚定食を作る!プロが教える魚焼きグリルの使い方 | レシピサイト「Nadia | ナディア」プロの料理を無料で検索

そうそう、焦げちゃうのが怖い。俺なんか小心者だから特に。清水の舞台から飛び下りる覚悟で、強火を選択しないといけない。ところが、いざ魚を取り出そうとしたところ、パッケージに書かれていた文字が目に入った。いわく、「オーブン・グリル等で弱火で焼いてください。」

f:id:ken_low:20190408213338j:plain

ありゃりゃ。どっちなんじゃい。こんなのばっか。図書館で名著とされる料理本まで借りて、焼き魚は「強火の遠火で」と学んだばかりなのに。仕方ない。ここは当のかますの責任者の指示に従おう。

弱火で6分焼いた。扉を開けて確かめる。全然、焼き色が付いてなかった。弱火では焦げ目ができそうもない。適度に焦げていないと、焼き魚は美味しくない。強火にして、さらに2分焼いた。そんで、できあがったのがこれ。

f:id:ken_low:20190408213307j:plain

両面焼きグリルなのに、2尾を表裏を逆にして焼いたのは、違いを調べたかったから。魚は盛りつけるときに表になる面から焼く。よって、切り身は皮から、開きは身から。ひっくり返す必要のない両面焼きなら、開きは身を上にして焼けばいい。左の魚には縞模様の焼け跡がしっかり付いた。女性の水着跡はセクシーなものだが、かますの焼き網跡は秦基博のヒゲぐらい不要なものだった。

肝心の食べた感想はと言えば、まずは身が硬かった。下ごしらえで酒をふったのだが、やはり、焼き時間が長すぎたのか。でも、かますってこんなものだったかなとも思う。味は悪くない。焼き魚はフライパンではなくグリルのほうがいい、という印象に変わりはない。

食後に、かますの干物の焼き方を復習する。干物屋さんは「カマスは焼きすぎると堅くなります。なるべく短時間で焼くことをオススメします」と書いていたが、それにもまして驚いたのは、「やはり焼き上がりの目安は目の色です。完全に白くなれば焼き上がりの合図です」という一節。

■参照:カマスの焼き方(片面グリル編) by 干物市場ドットコム 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが307万品

なんだ。そんないい手があったのか。今は現役を退いたが主婦歴半世紀以上を誇るお袋の言葉に従って、俺はかますの頭を切り落としてグリルに入れたのだった。

お袋は先日、ちあきなおみの夫は宍戸錠の弟の宍戸開だと言い張った。開は錠の息子で、ちあきの夫は錠の弟の郷鍈治という、錠と同じ日活の俳優だと、古い映画ファンである俺が正しても、名字が違うとして頑として譲らなかった。*1

いくら年寄りとはいえ、マツコ・デラックスが女だと信じ込んでいるところも脳神経学的にどうかと思う。もうお袋の言うことは真に受けないことにしよう。ちなみに、尻尾にはアルミホイルを巻いたのだが、こっちは黒焦げになって焼け落ちた。やっぱ、塩を塗らないと駄目みたい。

これ↓も最近、グルリで焼いて食べた魚の干物。かますと似てるけど、こっちは赤魚の開き干し。両面焼きグリルの目安は7~8分。強火で焼いたんだけれど、やっぱりなかなか焦げ目がつかなくて、もう1分もう1分と焼き足して、もういいやと業を煮やして、こんな感じ。けど、味はよかったし、身は柔らかかった。難しいものだ。

f:id:ken_low:20190408213759j:plain

手入れの労は報われて、サラダ油やお酢を塗れば、魚の身は焼き網にくっつかなくなった。どちらも効果の程はそれほど変わらない。後はきれいに焼き色をつけること。グリルの焼き魚の旅はまだまだ続く。

*1:そのくせ、渡哲也と渡瀬恒彦は兄弟だと認めている。まあ似てるけど、似てるから証拠になるってものじゃないし、芸名だよ、おっかさん。