酔いどれ介護者の減塩食日記

料理、家庭菜園(近日開始)、クロスバイク、介護・・・与太話を交えて。

二杯酢とトマトジュースのつゆで素麺を食べてみたけれど・・・

先日の朝、NHKの情報バラエティ番組「あさイチ」を見た。テーマは「お酢」。二杯酢などの合わせ酢の作り方や酢の種類の違い、酢の健康パワー、酢飯作りのコツなど、酢のイロハを取り上げていた。

■参照:基本の調味料シリーズ 「知ってビックリ!“酢”の実力」|NHKあさイチ

酢の使い方の基本は、他の調味料と混ぜる「合わせ酢」。番組によれば、「二杯酢」とは酢と醤油を1:1の分量で混ぜ合わせたもの。ただ、混ぜるだけだと酸味が強い。だから加熱するといい。それで酸味が和らぎ、まろやかな味わいになる。

手元にある料理の入門書と照らし合わせる。そこには、二杯酢は「酢大さじ3+醤油大さじ1(または塩小さじ2分の1強)」とあった。酢で有名な食品メーカーのサイトでは「酢大さじ3+醤油大さじ2」。さらには、だしを加えて二杯酢と称するページも多かった。

二杯酢なんて名前からして分量が決まっていそうなのに、国民的な合意はできていない。やはり、料理は一筋縄ではいかない。

ともあれ、番組自体は面白かった。知っていることも多かったけど、じゃがいもを炒めるときにお酢を加えると、シャキシャキの食感になる。手羽元を煮るときにお酢を入れると骨から身が離れやすくなる。一手間でそんなに違いが出るのなら、試してみたい。

加熱した二杯酢にトマトジュースを混ぜる。さっぱりと美味しい素麺つゆになるという。二杯酢をかけた卵がけご飯も絶品だという。これらも番組で紹介していた。実際にやってみた。豪華!二杯酢フルコースの昼食。

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二杯酢も指示通り火を通した。トマトジュースの分量もその5倍で。トマトジュースには昆布や鰹のだしの5倍のうま味がある。だから、麺つゆは加えなくていいという話だった。でも、加えたほうがいいと思った。まずいわけではない。あくまでもトマトジュースのつゆだった。二杯酢の効果が感じられなかった。

二杯酢卵がけご飯も、レシピ通りに生姜のすりおろしとねぎと海苔をのせて。うん、美味しい。でも、フツーの醤油でもよくね? 番組で教えてくれた和食の先生に喧嘩を売っているわけではなくて、これが正直な感想。

素麺のつゆには二杯酢を増やしたり、みりんや鰹節をちょこっと入れたりして、いろいろ試したけど、最後の一口は、にんべんの麺つゆに生姜を入れて食べた。やはり、これが一番美味しかった。

最近、「レシピ通り」に気をとられ、鍋の中とじっくり向き合えていない人が増えている。レシピに依存するあまり、自分の「おいしい」を見つけることができなくなっている。
料理でも生き方でも大切な要素は、「自分はこうしたい」というものを持っていること。他人のまねではなく、自由に。自分が心からどう思うかが大事。

■出典:向き合うべきは…料理研究家・有元葉子さんの脱レシピ論:朝日新聞デジタル

この人の本も買ってみた。まだ読んでいないが楽しみ。レシピは一つの意見。およそ繊細な味覚の持ち主だとは思わないけど、自分の口に合えばいい。二杯酢も二杯酢じゃなくていい。自分なりのレシピを作ろう。ただ、俺とお袋の好みは合わない。そこでどう折り合いをつけるのかはちと問題。