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ハードボイルド的減塩食介護日乗

減塩食レシピ作りで料理の修行中。介護の日常と非日常・・・タフでなければ介護はできない、優しくなければ介護をする資格がない。

厚揚げの中華炒めには手を出すな!

帰宅直後は、翌日のコンサートに行く気満々だった。脳に異常はなかったが、ステント内再狭窄による狭心症の再発だった。病院に迎えに行くと、治療後の母はけろっとしていた。主治医からもゴーサインが出たと言う。本当かよ、心臓病の昨日の今日だぜ。でも、この病気こそ完治不能。もう年も年だ。だったら、なるべく好きなことをさせてやろう。そう腹はくくっている。

同行予定の叔母から電話があった。退院直後に遠出するなんて無茶だと諌めた。意外にも母はその説得にすんなり従った。「私が元気ならまだあと何回でも見に行けるだろうし・・・」。そうは言うものの、しょんぼりとした。氷川きよしは元気の源だ。チケットもそうそう入手できない。叔母のこの口出し、手出しが吉と出るのか、凶と出るのか。でも、これだけは言える。厚揚げの中華炒めに余計な手出しは無用だ。

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厚揚げの中華炒め

■ 材料(1人分) ■

厚揚げ 60g~
白菜 100g(白菜は1株2000g)
ピーマン 20g(3人で2個で十分)
きくらげ 適量

A
長ねぎ(みじん切り) 大さじ1
にんにく(みじん切り) 小さじ1(大さじ1=1カケ)
しょうが(みじん切り) 小さじ1

B
オイスターソース 大さじ2分の1(9g)
日本酒 小さじ2(10g)

ごま油 大さじ2分の1(大さじ1.5)

■ 作り方 ■

1.白菜は洗って、水気を切って一口大のそぎ切り、ピーマンは乱切り
2.厚揚げは油抜き(キッチンペーパーに包んで600wのレンチン、2分~)、7~8ミリ幅に
3.フライパンにごま油とAを入れて弱火
4.香りが出たら厚揚げ、やや火を強めて、軽く焼き色が付くぐらいに
5.野菜を投入、コラァ、弱火~中火で余計な手出しはしない!かき回さずにゆっくり焼く感じで、ときどきひっくり返す
6.野菜がしんなりしてきたらB(酒で溶いたオイスター)を加えてからめて、火を止める

■ 塩分 ■

約1g(1人分)

■ 料理メモ ■

レシピ本には、厚揚げと白菜を強火で手早く炒め合わせるなどと書いてある。3人分を一気に作る。白菜がびっくりするほどの山盛り状態だ。強火で手早くなんてできっこない。それに、しゃきっとした食感の野菜炒めを作るなら、野菜の量は150gぐらいが適当なのだそうだ(ためしてガッテン)。

最近、料理研究家・水島弘史氏のレシピ本を数冊読んだ。「野菜いためは弱火でつくりなさい」なんて本を出している。料理で強火を使うのは、ほぼお湯を沸かすときだけだという。ならばと、そのやり方を試してみた。鍋に余計な手は出さず、あまりかき混ぜないで、じっくり弱火で炒めた。そしたら、あら不思議、本当に水っぽくならなかった。熱伝導のいいレミパン平野レミ考案の万能鍋)も一役買っているのかもしれない。味も、にんにくと生姜が効いているからオイスターソースだけでも十分に満足できる中華の味になった。

お袋、きよしは残念だった。でも、まだ長生きして、たくさんコンサートに行きたいんだろう。だったら、体の無理はしないほうがいい。血圧が上がらないよう、俺も毎日、塩分に注意した食事を出すから。さあ、できた。塩分1グラムでも、なかなかうまいだろう。今夜はこれで我慢しておいておくれ。