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酔いどれ介護者の減塩食日記

減塩食レシピ作りで料理の修行中。介護の日常と非日常・・・タフでなければ介護はできない、優しくなければ介護をする資格がない。

介護者のオムライスと救急車

きつねうどんではありません。牛丼でもありません。オムライスです。介護者が作るオムライスはこうなります。介護者はチキンライスを玉子に包んでなんて、そんな洒落臭いことをやっている余裕はありません(前にもあったような展開だな)。

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というのも、29日の朝、母が不調を訴えました。いわく、二晩続けて眠れなかった、何度も寝返りを打っていたらぎっくり腰になった、夜中に体温を測ったら33度だった(って、もう死んでるよ~!)、コーヒーを入れようとした手が震えた、呂律が回ってない気がする。最後の2つは脳卒中によくある症状です。血圧も180。急ぎ、救急車を呼びました。

さいわい日曜日だったので、父の見守りは近所に住む弟に頼んで、僕は母に付き添いました。3年振りの「そこのけ、そこのけ、救急車が通る!」です。実は父が倒れる前は、母が心配の種でした。10年ほど前に狭心症になってからというもの体調を崩すことがしばしばで、何度も救急車のお世話になりました。僕も4、5年連続で毎年数回、救急車ドライブを経験しました。それが「目の前が蛆虫だらけになった」(母談)という心筋梗塞になり、体内に4本のステントを入れる治療を受けてからは、母の体調は安定し、一度も救急車を呼ぶような事態には陥りませんでした。残念ながら、そんな最長不倒の記録が途絶えてしまいました。

その日のCTやMRI検査では、脳に異常はなさそうとのことでした。でも、もっと詳しく調べてみようと検査入院することになりました。今はその検査の結果待ちです。話をオムライスに戻しましょう。

魚肉ソーセージのオムライス

■ 材料(3人分) ■

ケチャップライス用~
ごはん 450g
ケチャップ 72g(大さじ4)
塩 1.5g 胡椒
バター 13g(大さじ1強)
にんにく(みじん切り)1かけ
タマネギ(みじん切り)2分の1(+人参、ピーマン)
魚肉ソーセージ
最後にかけるケチャップ 3g(1人、小さじ1)

~卵焼き用~
卵3個
バター 12g(大さじ1)
マヨネーズ 5g(大さじ1)
牛乳 15g(大さじ1)

■ 作り方 ■

1.フライパンにバターを入れて、にんにくと玉ねぎ
2.玉ねぎが飴色になったら魚肉ソーセージとケチャップ
3.ご飯もよく混ぜて、塩胡椒で調味
4.卵にマヨネーズと牛乳を入れてよくかき混ぜて
5.バターを入れたフライパン卵液を投入
6.フライパンを鬼のように前後に揺すりながら、菜箸でかき混ぜて、ふんわりした卵焼きを
7.次回の課題

■ 塩分 ■

塩分1.2gの魚肉ソーセージを使って、約2.3g(1人分)

■ 料理メモ ■

卵1個(1人分)で包むのは難しいですね。卵は0.2gの塩分があるので、2個にすると、2.5gを越えてしまう。たいてい昼食で作るので、できれば2g強で抑えたい。無塩バターや減塩ケチャップを使いましょうか。

形はこんなんでも、調味料の量はデジタルスケールを使ってきちんと測ります。これは鶏肉ではなく塩分の多い魚肉ソーセージを使ったので、なおさらです(上の写真は僕が食べる用なので、ケチャップも多目にかけています)。

 

でも、人生の最後に食べさせられたのがこんなオムライスだったらどうでしょう。今では、食べることが数少ない楽しみの一つのはずです。死んでも死にきれないような気がします。父は脳梗塞での入院中に誤嚥性肺炎もやりました。さいわい大事には至りませんでしたが、その後しばらく食事に出たのはこういうものでした。

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飲み込みや咀嚼がしやすいようにペースト状やムース状にした料理です。見舞い時に一度、お前も食べるかと皿を差し出されたことがありましたが、とても食べる気にはなりませんでした。料理は見た目も大事です。

伊丹十三が愛した「たいめんけん」のオムライスは僕には到底無理にせよ、次回はもう少しましなオムライスに挑戦してみます。

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