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ハードボイルド的減塩食介護日乗

減塩食レシピ作りで料理の修行中。介護の日常と非日常・・・タフでなければ介護はできない、優しくなければ介護をする資格がない。

骨まで愛してほしかった・・・とろほっけの味噌焼

父は肉より魚を好んだ。
さんまの塩焼きなんか大好物の一つだったろう。
昔の人はたいていそうだったのかもしれないが、食べ方がきれいだった。
食べ終えて皿に残るのは、頭と中骨と尻尾だけ。
その骨も母にもう一度焼いてもらって、平らげていた。
俺がさんまのはらわたが好きなのも、父の影響が大きいのだろう。

その父に今、魚料理を出す。

左手のスプーンでも食べやすいようにと、目の前で身をほぐしてやる。
父は何の疑いもなく、スプーンですくって口に運ぶ。

魚には骨が付きものだ。
でも、それはもう頭にない。
さんまの骨を焼いて食べたことなども、覚えていないのかもしれない。
別に悲しいとは思わない。
これも脳梗塞の現実の1つだと改めて知るだけだ。
親父、安心してそのまま食べてくれ。
このとろほっけに、骨はない。

いまどきのスーパーなら調理済みの骨なし魚は売っている。
でも、種類が限られている。
だから、ネットで数か月に1度、冷凍の骨なし魚をまとめて買う。
これはそれで作った、とろほっけの味噌焼。

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とろほっけの味噌焼

■ 材料(1人分) ■

魚は他に、赤魚、たら、あじ、さば、さわら、ぶり、さんま、かれいなどが合うと。

味噌だれ 
赤味噌 6g
砂糖 2g
酒 2g
みりん 3g
ごま油 1g

■ 作り方 ■

1.味噌だれを混ぜ合わせる
2.冷凍魚を予熱したオーブンで焼成
3.魚を取り出し、味噌だれを両面に塗る
4.調味料が焦げないように、また焼成
5.大根おろしでいただきます

うちのレンジ(パナソニックのエレック)で、2は250度で9分、4は220度で7分ぐらい。

■ 塩分 ■

味噌だれの0.8gに冷凍魚の塩分(1人分)

味はまずまず。
でも、解凍なしで調理できるという冷凍魚。
いかにも人の手が加わった味だが、父は無事に完食。
背に腹はかえられない。